2013年4月8日月曜日

ユリアンは14歳。

4月7日(日)昼の回で、
舞台版 銀河英雄伝説 第3章 内乱
を観劇です。いつもお誘い頂くYさん、Nさんご一緒させていただき、ありがとうございました!
お天気も荒れていたけど、思ったよりスムーズに行けて良かったです。




場所は青山劇場。こどもの城ですが、もうすぐ閉館されるとのことで残念です。ここはとても良いホールだと思うのですが。

舞台版銀英伝はこれで3度目。最初の帝国編は「銀英で舞台?えー?」という感じでスルーしていたのですが、洩れ伝わる評判は「なかなかよさそう」と。
で、Yさんに「同盟編がやるよー」とお誘い頂いたのですが、まさかの「ヤン・ウェンリーが河村隆一さん」。これには本当に驚いたのと!条件反射で「無理!」と思ったのですが、…せっかくだから、と。
で、結果は…「河村隆一さんのヤンは”ミラクル・ヤン”その人だ」と。
そうか、前回は4月15日でしたね。約1年ぶりの再会。

2回目の舞台は「撃墜王篇」で、主人公はオリビエ・ポプラン!
中川晃教さん演じるポプランと、中村誠治郎さんのコーネフ、岩永さんのシェーンコップや、
天宮さんのキャゼルヌ、まさかの大澄賢也さんのムライが渋くて素敵でしたねーー!

はい。(これ以上は書きたくない)

そして3回目。
河村ヤンはもちろんのこと、アッキーポプランと中村コーネフ、岩永シェーンコップが引き続き、というのも嬉しかったですし!
馬淵ジェシカさんは清楚として凛とした美しさ(今回…彼女の辿る運命を思うと…)、はねゆりさんの愛らしいフレデリカ、そして何より白羽さんのアンネローゼ様!
帝国編でのDVDを観て、これはもう是非生で観たいと…宝塚だけあってと言うのもそうですが、何より慈愛に満ちたお美しいアンネローゼ様は、もう白羽さんしか考えられませんね…!!
うわああああ。
女性陣が全体的に活き活きしていて、華とそして舞台に活力を与えていたと感じます。みなさま本当に素敵だった。

で、今回は「内乱」というだけあり、同盟の内乱を中心に勧めていくのだろうなと思いましたが、感覚としては同盟が4,帝国が6…かなと。
その分アンネローゼ様も堪能できましたし。
園岡さんのブラウンシュバイク公、そして高山さんのアンスバッハ。
原作ではラインハルトの憎むべき敵、である彼らが見事に華を添えてました。
銀英伝の舞台は、脇が本当に素晴らしいですね…。
でもって、帝国と言えば忘れてはいけない、貴水さん演じるオーベルシュタインが!
(義眼を外す下りはどうしてもわらけてしまうのですが(^_^;)
想像以上にオーベルシュタインでした。
アニメで観ると結構おじ様ですが、そうですよね、オーベルシュタインって本当は若いんですよね…ということで、原作のイメージにも限りなく近いオーベルシュタインでした。
声も想像以上にぴったりだったです。
ACCESS聴いてたので、まさかと思いましたが。いや、本当に凄かったです。
そして今回のオフレッサーの石坂さん!出番が少ないとは言え、素晴らしい存在感でした。小ネタもありましたし(笑)
そして何よりメルカッツ提督!渡辺裕之さんだったんですね。渋くて素敵でした。荒木さん演じるシュナイダーが命をかけても仕えたい、というに相応しいお方です。

そして同盟篇は本当に安心して観ていられましたね〜!
今回は出番が少なかったのですが、井田さん演じるトリューニヒトが本当にツボです!
舞台版トリューニヒトは大好きです(ゑ
ここまで怪物めいたいやらしさを出せる井田さんってすごい!と。

で、今回、思ったよりアッキーポプランの出番が多くて楽しかったのですが、何よりも撃墜王から続いたコーネフとシェーンコップの3人トリオの掛け合いは必見です!
中村コーネフの突っ込みが冴え渡っていました!(それにしても、今気付いたのですが…コーネフが持っている本、クロスワードって説明が今回何にもなかったですよね?あれがなんなのか、分からないという呟きも観ました)

この3人は、次回もまた観たいですね〜。
ただ、今回はキャゼルヌやムライさんの出番がなく残念でしたが。

そしてやはり何と言っても河村ヤン…!もう台詞一つ一つが!うわああああああ、冨山さん…!彼が出ると、舞台の雰囲気も引き締まるというか、やはり一番オーラを感じました。
アンネローゼ様のオーラも素晴らしいのですが、河村ヤンのオーラは、舞台総てに行き届いている、今回舞台装置や映像なども格別に良かったのですが、それらが活かされたのは一重に彼の存在があったからなのかもしれません。
彼がこの作品の大黒柱なんだなと改めてひしひしと感じました。

そして最後のカーテンコール。
エンディングテーマの歌も素晴らしかったですが、河村ヤンの、長江君演じるユリアンに対する無茶ぶりが凄いな〜と思ったら、長江君は十四歳ですか!
うわあああ、まぢで!

…いや、ユリアン頑張ったね。
これからも期待します。
そして渡辺さんが「孫みたいなもんだよね」としみじみ仰っていたのが(笑)

今回は実は前回があれだったので、期待度は下がっていたのに実際に観て、とっても楽しめました。
第二幕は本当に安心し、そしてストーリーにきちんと向き合って楽しめたなと。

膨大な原作なので、読んでいない人には分からない部分も多いとは思いますが、純粋にストーリーを楽しめるようになっていたと思います。
舞台を観て、ファンになった役者さんが原作ではどんな生き様を辿っていたのか、是非読んで、知って欲しいです。

大変だとは思いますが、是非彼らを最後まで見届けさせて欲しいと思います。
あーだこーだ言いたいところはありますが!
それはここでは書きますまい…。



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