2015年1月18日日曜日

2014年に読んだ本。

も、少なかった…(^_^;
でも、新しい出会いもありましたね!
ということで、良しとします。
しかし、感想を書いていないのもありました…反省。



2014年の読書メーター
読んだ本の数:57冊
読んだページ数:15355ページ
ナイス数:408ナイス

銀の匙 Silver Spoon 10 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 10 (少年サンデーコミックス)
読了日:1月9日 著者:荒川弘





はなとゆめ (単行本)はなとゆめ (単行本)感想
ビジュアル電子版で読みましたが、やはり単行本で欲しくなりました。美しい世界、それを美しい文章で読めたことに感謝。枕草子をこれからまとめようという清少納言の視点で語られる物語は、まるで自分が彼女の友であり、そばで問わず語りをしている彼女の声に耳を傾けるようでした。読んでいるこちらもとても切なく、幸福な気持ちになれた。枕草子、改めて読みたい。
読了日:1月24日 著者:冲方丁

天地明察(上) (角川文庫)天地明察(上) (角川文庫)感想
Kindleで再読。改めて読むと、主人公春海に感情移入できた。彼は本当に幸福だけど、ともにそれを味わえた。己の使命、村瀬さんやえん、関さん(この時はまだ出会えてないけど)との出会い、そして何より建部さんや伊藤さんとの出会いが、彼を大きな渦へと巻き込んでいく。建部さん、無念だったろう。でも伊藤さんだけでなく春海という若き後継者を得、それに托せる希望を抱いて逝ったのだろう。そして酒井老中の慧眼、恐れ入る。井上老中との対比もさることながら、大局を見る政治家とは彼のような人物か。
読了日:1月28日 著者:冲方丁

ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)感想
今作はロマンスにニヤニヤしつつ、大輔くんの頑張りに喝采を送りたい。しかしラストはそう来たか!という感じ。終盤に向けてミステリー要素が再び高まったところで、1巻から再読したくなった
読了日:1月30日 著者:三上延


ときめきトゥナイト 真壁俊の事情 (りぼんマスコットコミックス)ときめきトゥナイト 真壁俊の事情 (りぼんマスコットコミックス)感想
ただただ懐かしい。蘭世の想い人、真壁君はこんなことを考えていたのかとか、アラン達とも今はすっかり打ち解けてるんだとか。くすぐったい想いがした。
読了日:2月1日 著者:池野恋



光圀伝光圀伝感想
冒頭、光圀の存在圧倒されたのか、暫く離れてました。そこではなとゆめを読んでから光圀と人生を交える安井算哲が主役の天地明察を再読し、再び挑戦。若き光圀の生き様に魅了され、一気に読むことが出来ました。冒頭、何故忠臣を討たねばならなかったのか。その決意が漸くわかると光圀と共に泣きながら最後を読み終えた。時間を置いてまた再読したい。
読了日:2月3日 著者:冲方丁


茅田砂胡 全仕事1993-2013〈特別版〉 (C・NOVELSファンタジア)茅田砂胡 全仕事1993-2013〈特別版〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:2月4日 著者:茅田砂胡




百鬼夜行抄 14 (朝日コミック文庫)百鬼夜行抄 14 (朝日コミック文庫)感想
開おじさん、どこへ行ったんだろう
読了日:2月13日 著者:今市子

百姓貴族 (3) (ウィングス・コミックス)百姓貴族 (3) (ウィングス・コミックス)感想
黙れ百姓貴族、担当さんの言葉の通りですが…凄まじいなと
読了日:2月26日 著者:荒川弘

困ってるひと困ってるひと感想
一読して、衝撃を受けた。作者の語り口が軽妙だから読めるけれど、これは文字通り「困ってるひと」の話で、八方ふさがりでどうにも出来ないような現状に有りながら、わらをもつかむ思いで毎日を生きている人の手記で有り、現代日本のいびつな制度の状況すら浮き彫りにしている。凄い本だと思った
読了日:3月2日 著者:大野更紗


星の王子さま星の王子さま感想
子供の頃に読んだものと挿絵が違いましたが、雰囲気はそのまま。大切なことは目に見えない、狐の教えは子供の頃に読んだ衝撃そのものだった気がします。いつかまた読み返したい
読了日:3月3日 著者:サン=テグジュペリ


心臓に毛が生えている理由(わけ)心臓に毛が生えている理由(わけ)感想
ギリシャ正教会とローマカトリック教会の決裂は教義の問題ではなくパンの問題でだった…?!そんなロシアや中欧の裏?事情など、いろんな薀蓄が、楽しく読めた。これは現代にも通じるのかも。米原先生、今お元気だったらこの時代をどうといたのか
読了日:3月3日 著者:米原万里


銀の匙 Silver Spoon 11 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 11 (少年サンデーコミックス)感想
オチが!オチがひどい!(褒め言葉
いやー、せいしゅんですねー!!
読了日:3月5日 著者:荒川弘




いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話 (単行本)いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話 (単行本)感想
以前もどなたかが言っていたけれど「科学分野の義務教育の敗北」というものをつくづく思い知らされた。自分もせめて中学理科の正しい知識があればここまで悩むことはなかったのに。でも、ここで改めて知識を得ることが出来て良かった。何冊か関連本を読んできたけれど、これと「やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識」「専門家が答える暮らしの放射線Q&A」と合わせて、いつでも読み返せるようにしたい。そして小峰さんが体験してきたことも知って良かった。
読了日:3月16日 著者:菊池誠,小峰公子


お前はまだグンマを知らない 1 (BUNCH COMICS)お前はまだグンマを知らない 1 (BUNCH COMICS)感想
千葉県内で無事にゲット。ネットで読んでたけど、本で読むとまた面白い。しかしグンマってなんなんだろう
読了日:3月18日 著者:井田ヒロト



お料理さん、こんにちは (文春文庫)お料理さん、こんにちは (文春文庫)感想
タイトル通り、お料理さん、こんにちは。
昔テレビで観た小林カツ代さんの温かい語り口が思い起こされる文章ですね。
内容は賛同出来ないところもあるけれど、食を愛する気持ちはよく伝わって来ました。
しかし、小林さんは新婚当初料理が出来なかったと聞いて自分も頑張ってみようとした矢先、挫折しました(^_^;)
読了日:3月20日 著者:小林カツ代

もやしもん(13)限定版 (講談社キャラクターズA)もやしもん(13)限定版 (講談社キャラクターズA)感想
感無量。
石川先生、最終巻お疲れ様でした!樹先生の語り節、一年生や2年生達のそれぞれの成長や葛藤、そして高校生。このように書くと学生の青春漫画のようですがやはり主役は菌のみなさんです(笑)
読了日:3月20日 著者:石川雅之


宇宙兄弟(23)限定版 (講談社キャラクターズA)宇宙兄弟(23)限定版 (講談社キャラクターズA)感想
篠山紀信さんのH-ⅡBロケット写真集が着いているので特装版でゲット。いよいよクライマックスですね。ムッタの夢、せりかの夢、絵名の夢、ケンジ、新田君、そして彼の夢も。せりかと父のくだりでは涙無くしては読めませんでした。お母様がムッタにだけ話したのにはこれからの伏線への意味があるんでしょうね。そしてまたラストは……。続き、楽しみです。
読了日:3月21日 著者:小山宙哉

NHK連続テレビ小説 ごちそうさん 上NHK連続テレビ小説 ごちそうさん 上感想
小説上巻はふ久ちゃん誕生の大晦日まで。波あり谷ありの、め以子、悠太郎とその周りの人々を巡る物語、大団円の終わり方。小説の内容をほぼなぞっているけど、ドラマにあって小説に描かれてない部分もあって少し残念。でも、ごちそうさんの世界を追っかけて楽しむことが出来た
読了日:3月30日 著者:


NHK連続テレビ小説 ごちそうさん 下NHK連続テレビ小説 ごちそうさん 下感想
内容は上巻に続きドラマのまま、でも映像で観てわからなかった部分がそのまま文章で表されているので、良く分かった。特に、和枝さんの心情を丁寧に追っているので、和枝さんこそやはりごちそうさんだと思えた。半年間、はらはらしたこともありましたが、楽しませてもらえた。ありがとう、ごちそうさん。
読了日:3月31日 著者:

悪夢の棲む家 ゴーストハント(2) (KCx(ARIA))悪夢の棲む家 ゴーストハント(2) (KCx(ARIA))感想
3巻が楽しみですーー!!
麻衣ちん幸せになれ……
原作も続きをぉぉぉぉぉ
読了日:4月7日 著者:いなだ詩穂


アルスラーン戦記(1) (講談社コミックス)アルスラーン戦記(1) (講談社コミックス)感想
原作も以前の漫画も読んでましたが、荒川先生との強力タッグで新たな魅力を発見できました!キャラクターのイメージが以前の漫画と違ったりして最初は途惑いましたが、冒頭部分のルシタニア少年兵との出会い、何よりも躍動感溢れる馬の動き!流石荒川先生!雑誌連載も読んでいますが、コミックにてまとめて読むとまた楽しいですね〜。来月発売の2巻も楽しみです。
読了日:4月9日 著者:荒川弘

DVD付き 進撃の巨人 (13)限定版 (講談社キャラクターズA)DVD付き 進撃の巨人 (13)限定版 (講談社キャラクターズA)感想
まだ買ってない、と言う人がいれば是非特装版のDVD付きをお勧めします! DVDは完全オリジナルストーリー、ただしギャグ(笑) 随所にアニメスタッフの原作への愛を感じられてとても嬉しかった……OPがまさか!そして随所に盛られるネタ! それにしても、連載時から読んでいますが今回加筆が多かったですね? クリスタが冒頭激高するシーンが追加されていたり、他にも色々。 是非是非〜!そして雑誌では……ううう。謎が謎を呼び、これからの展開にどきどきしっぱなしです。
読了日:4月12日 著者:諫山創

戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)感想
戦闘妖精・雪風、最初に読んで感じた違和感の正体。そもそも異星人が地球に攻め込んで来ることを信じられないから。そこを想定して描かれるリアル。これがハリウッド映画なら笑い飛ばしてるんだけど、それが出来ないから感情にしこりが残るんだと。
グッドラックを読む前に再読。
読了日:4月12日 著者:神林長平

グッドラック 戦闘妖精・雪風グッドラック 戦闘妖精・雪風感想
ジャムが人間を理解しようとし、人間はまた己を理解しようとする。
人間が変化する以上に、ジャム、そしてコンピュータは急速な進化を遂げて行く。
雪風がどんどん可愛くなってて戦術コンピュータも可愛い…!と感じてしまった(^_^;)
まともな感想は改めて
読了日:4月18日 著者:神林長平

グッドラック―戦闘妖精・雪風グッドラック―戦闘妖精・雪風感想
読み終わった。続き、続きが読みたい!!
とりあえず雪風と深井大尉がらぶらぶで良かった。
にしてもまさか量子論、哲学から宗教が描かれるとは。宇宙を語る上ではどれも外せませんが
読了日:4月22日 著者:神林長平


いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) (モーニング KC)いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) (モーニング KC)感想
これが所謂「真実」と呼べる物でしょう。いちえふー福島の第一原発作業員が描いたルポ漫画。百聞は一見に如かず、まず一読することをお勧めします。
読了日:4月24日 著者:竜田一人


舟を編む舟を編む感想
映画を観てから原作を読んで良かったと思う。 映画も良かったけれど、やはり西岡君の葛藤を原作で初めて知ることが出来たし、松本先生や荒木さんの辞書編纂にかたむけた愛情や情熱は、原作では馬締君と一緒に体感し、胸がせまってくる物があった。そして、香具矢さんとのロマンスも。とても可愛らしく、それでいて納得が出来る恋愛観。辞書を編纂する、舟を編むと表現したタイトルの秀逸さにも感動。辞書はやはり紙の辞書が良いなと自分の本棚から眠っていた辞書を引っ張り出して手に取ってみた。
読了日:4月26日 著者:三浦しをん

SHERLOCK ピンク色の研究 (カドカワコミックス・エース)SHERLOCK ピンク色の研究 (カドカワコミックス・エース)感想
イラストも含めてドラマ版を忠実に漫画で再現しているので、ドラマを振り返りたい人にはぴったり。ドラマから落ちている部分もあるけれどドラマの新しいシャーロックを楽しめる。シーズン2が楽しみです。 それにしてもこのシャーロックってこんなに支離滅裂な存在だったかしら。これを観ると、某所長さんの傍若無人ぶりがまだ真っ当な人物に思えますね…。
読了日:4月26日 著者:Jay.

レ・ミゼラブルレ・ミゼラブル感想
「ああ無情」も含め何度かわからないけど再読。Kindle版でこのお値段にびっくり…! 前半の描写は辛いけれど、ジャン・バルジャンと司教との出会い、ファンテーヌが如何にしてかくも苦境に身を落としたか、そしてテナルディエ一家。ミュージカルで何度も観ていますが、原作ではジャヴェールの懊悩は更に胸に迫って来ます。そして、哀れなガブローシュ。実は彼はあの人の息子だったり、そしてミュージカルでは描かれないテナルディエのその後。 まだ読んでない方は是非。特にKindle版はお勧めです…!
読了日:5月1日 著者:ビクトル・ユーゴー


アルスラーン戦記(2) (講談社コミックス)アルスラーン戦記(2) (講談社コミックス)感想
物語はまだ始まったばかり。だけどとても引き込まれる!
原作でも感じたけど、アルスラーンとナルサス、そしてエラムとの出会いは彼が王者の片鱗を垣間見せていいシーンだなと。そして小説の新作はいよいよ来週!ドキドキ
読了日:5月9日 著者:荒川弘

はじまりのはる(1) (アフタヌーンKC)はじまりのはる(1) (アフタヌーンKC)感想
福島て暮らす酪農家の高校生たち、彼らが何を考え、感じているのかその一端だけでもこの本を通して知ることが出来るのでは。
読了日:5月31日 著者:端野洋子



はじまりのはる(2) (アフタヌーンKC)はじまりのはる(2) (アフタヌーンKC)感想
チェーンソー・ラプソディ。椎茸農家の息子、研一や純たち。そして…。とにかく読んで欲しい。とくに186ページのセリフ。
読了日:5月31日 著者:端野洋子

王都炎上: アルスラーン戦記① (光文社文庫)王都炎上: アルスラーン戦記① (光文社文庫)感想
何度目か分からないほど何度も読み返して。今回遅ればせながら山田章博先生の絵と何より上橋菜穂子先生の解説に釣られて買ってしまいましたが…良かった!荒川先生の漫画もオススメですがそれ以上に想像の翼を広げてパルスの景色を楽しみたい
読了日:5月31日 著者:田中芳樹


SHERLOCK 死を呼ぶ暗号 (カドカワコミックス・エース)SHERLOCK 死を呼ぶ暗号 (カドカワコミックス・エース)感想
BBCドラマ版SHERLOCKの忠実な再現で描かれた漫画。正直、この話はドラマの中であまり印象に残ってなかった。ジョンとシャーロックの関係がなんだか後退しているなと思ってたら、シャーロックの方ではボーダーラインを測ってるのか…とか、漫画でじっくり読むと新しい発見がある。本来こういったドラマのコミカライズ作品はハズレが多いけれど、これは自分にとって大当たり。続きが本当に楽しみ。気が早いけどS3も期待してます!
読了日:6月7日 著者:Jay.

別冊映画秘宝シャーロック・ホームズ映像読本<増補改訂版> (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)別冊映画秘宝シャーロック・ホームズ映像読本<増補改訂版> (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)感想
BBC SHERLOCKが目当てでゲット。ミステリが手に入らなくて残念でしたが、そこにも含まれてるインタビューが収録されてて嬉しい。その他のシャーロック作品解説も面白かった!グラナダ版はだいたい観てるけど、他にも観たくなる。
読了日:6月25日 著者:

プリニウス (1) (バンチコミックス45プレミアム)プリニウス (1) (バンチコミックス45プレミアム)感想
読了。博物誌のプリニウス、ヤマザキマリ先生ととり・みき先生がどう描くのかドキドキしながら読んだけど、面白かった!いい男だわ…!(笑)変人ですがドンピシャです!彼自身の史実が少ないからあくまで想像ではあるでしょうが、だからこそ彼の人物像が浮かんでくるんでしょう。これからも楽しみです!
読了日:7月17日 著者:ヤマザキマリ,とり・みき

DVD付き 進撃の巨人(14)限定版 (講談社キャラクターズA)DVD付き 進撃の巨人(14)限定版 (講談社キャラクターズA)感想
嘘予告があって本当に良かった…!今回の話も心臓に悪い
読了日:8月8日 著者:諫山創




銀の匙 Silver Spoon 12 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 12 (少年サンデーコミックス)感想
八軒、とうとう二年生…!一年間で素晴らしく成長を遂げた彼。正直、妬ましいほど羨ましい、すごい青春!辛い現実と向き合う他の仲間も、一見お気楽に見えてその実悩んでたり?する彼らも本当に眩しい。でも自分もこれから頑張りたいな、頑張れるかなと元気を貰えた。それにしても富士先生憧れる!男前!
読了日:8月20日 著者:荒川弘


宇宙兄弟(24)限定版 (講談社キャラクターズA)宇宙兄弟(24)限定版 (講談社キャラクターズA)
読了日:9月27日 著者:小山宙哉





明日は、いずこの空の下明日は、いずこの空の下
読了日:9月27日 著者:上橋菜穂子






鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐
読了日:9月27日 著者:上橋菜穂子






鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐
読了日:9月27日 著者:上橋菜穂子






知ろうとすること。 (新潮文庫)知ろうとすること。 (新潮文庫)感想
再読して気付いたのですが、震災前にTwitterを始めて好きな人や耳触りがいいことばかり呟く人達を片っ端からフォローして、その人のTweetだからと安心し切って信し、自分の思考を放棄してた。震災後初めてひっかかって漸く我が身を振り返った、そんな恥ずかしいことを思い出しました…
読了日:9月29日 著者:早野龍五,糸井重里


知ろうとすること。 (新潮文庫)知ろうとすること。 (新潮文庫)感想
根拠もないことを怖がるのは人間というより動物の本能に基づく過誤であって理性ではない。狸や猫が車を前にして動きを止めそのままはねられるのと同じ。人間も思考停止すると思想の暴走に巻き込まれて轢死する。人間が人間として生き続けるのに必要なのは理性、それを保つには絶え間ない思考が必要、アーレントの言でもある。思考を深めるためには知識が必要、そして正しい知識を取捨選択する智慧がが必要。となると、やはり中高時代の科学/化学/物理/生物/数学その他あらゆる学問をまたすべてやり直す必要があるのだなと再読して思い知る。
読了日:10月3日 著者:早野龍五,糸井重里

DVD付き 進撃の巨人(14)限定版 (講談社キャラクターズA)DVD付き 進撃の巨人(14)限定版 (講談社キャラクターズA)感想
漸く付録の?DVD観られました!訓練兵時代の彼らの話ですが、今回は前回と打って変わってシリアス。サシャの活躍が嬉しいし、アルミンの作戦が功を奏して大活躍!も嬉しいけれど一瞬映ったダズも(笑)そして何より懐かしいマルコ…!また、この時代の一般の人達の暮らしも垣間見える、良い作品。スタッフの愛が溢れてますね
読了日:10月4日 著者:諫山創

天地明察(1) (アフタヌーンKC)天地明察(1) (アフタヌーンKC)感想
原作も映画も好きで、漫画でも出ていることを知りずっと気になってたけど漸く読み始めた。絵が美しいだけでなく、ビジュアルになった分、春海達が生きた江戸の世界も、彼の脳内で展開される算術の世界もとても克明で分かりやすい!また天地明察の世界に浸りながらじっくり読みたい
読了日:11月10日 著者:槇えびし

天地明察(2) (アフタヌーンKC)天地明察(2) (アフタヌーンKC)感想
さ、算術難しい…漫画読んでるのに頭がいたたたた…。でも巻末の後書きや解説、何より冲方丁先生の四コマ漫画が可愛いかったです。そしてそれ以上に伊藤さんと建部さんが!ふわあ!超好み…!
読了日:11月11日 著者:槇えびし


天地明察(3) (アフタヌーンKC)天地明察(3) (アフタヌーンKC)感想
原作を初めて読んだ時、自らの浅さを弁えずにも春海がとても羨ましく、また妬ましく思えそんな自分にも嫌気がさしたが、それも共に洗われたような心地良さが再現された。建部様、伊藤様の夢を追う無邪気さ、それ以上の大望!ラストにあの台詞が、やり取りが持ってこれるとは…!涙が出ました。
読了日:11月11日 著者:槇えびし

天地明察(4) (アフタヌーンKC)天地明察(4) (アフタヌーンKC)感想
別れがあり、出会いがあり。別れがあってこその新たな出会い、それは生涯をかけての誓い。伊藤様との会話が原作で読んでいた想像通りだったので驚いた…!そして、おこととの出会い。原作を知っているだけにつらいけど楽しみ
読了日:11月11日 著者:槇えびし


天地明察(5) (アフタヌーンKC)天地明察(5) (アフタヌーンKC)感想
おことが可愛い。愛おしい…うう、どうしょお。保科正之も水戸光圀もとても迫力ある、素晴らしい御仁に観えます。やはり羨ましいわ春海…!
読了日:11月12日 著者:槇えびし



天地明察(6) (アフタヌーンKC)天地明察(6) (アフタヌーンKC)感想
いよいよ本格的に始まった改暦事業!そして…。原作を読んだ時も感じたがなんだか今の政治にも通じるところがあると改めて実感。歴史の教科書では殆ど触れられなかったのがなんだか悔しい。そして。六巻は原作好きだからこそ読めて良かった!行間で想像してた改暦事業やこととの生活、何よりも道策との一騎打ち。良かったなぁ本当に。でも、次の巻は楽しみのような、寂しいような…迷ってます
読了日:11月14日 著者:槇えびし

天地明察(7) (アフタヌーンKC)天地明察(7) (アフタヌーンKC)感想
7巻、とうとう読んでしまいました。原作で読んでいたとはいえやはりあの別れは辛い。そしてもう一つ、別れと託された願い。そして再会。使命を帯びてなんとか生きながらえていた春海に生気が戻っていよいよ…!なのにこれから大きな挫折が待っている。それをどう乗り越えるか、刮目して待ちます
読了日:11月15日 著者:槇えびし

知ろうとすること。 (新潮文庫)知ろうとすること。 (新潮文庫)
読了日:11月16日 著者:早野龍五,糸井重里





大奥 10 (ジェッツコミックス)大奥 10 (ジェッツコミックス)感想
打ちのめされました。 9巻が今まで読んだ中で一番面白く、寂しいエピソードもあるけれど、全体的に爽快だった。しかし、史実をなぞる展開になるのがこの作品。学生の頃、日本史で習っていた頃には田沼の政治よりもやはり清廉潔白な松平に憧れたものでしたが。どう描かれるのかと分かっていながら読んでいて、この巻は本当につらかった。田沼やその周りの人々の目線から観ていたので、江戸城下の人々の噂話やそこから生じる無責任な展開などが非常に堪えました。これは現代でも変わらないのかもしれない。しかし最後の勝者が治済とは。
読了日:11月24日 著者:よしながふみ

MASTERキートン Reマスター (ビッグ コミックス)MASTERキートン Reマスター (ビッグ コミックス)感想
20年の時を経て帰って来たマスターキートン!変わらないように見えて、彼もその周りも変わっているけれど、魅力はいや増して。久しぶりに全巻読み返したくなりました!
読了日:11月28日 著者:浦沢直樹,長崎尚志


DVD付き 進撃の巨人(15)限定版 (講談社キャラクターズA)DVD付き 進撃の巨人(15)限定版 (講談社キャラクターズA)感想
12巻まで語られていた壁の外の世界(巨人の謎)から、壁の中、それも中心の王制の話が主題となり漸く壁の中の人類が進む方向が決まり、そして物語冒頭からの最大の謎がいよいよ次巻で明かされる!?今月の別マガ買おうと思います。今までの登場人物がこんな所で再登場!そしてかっこいい!という展開ですが、活躍した人は退場もまた近いのでしょうか。ハンジさんとモブリットさんの一発漫才はまだまだ観たいですし、104期はみんな欠けて欲しくないし、今回意外に可愛いとこを見せたヒッチにもまだまだ活躍して欲しいと願いますが。ドキドキ
読了日:12月9日 著者:諫山創

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