12月に読んだ本まとめ。

今月の読書記録です−。

2012年12月の読書メーター
読んだ本の数：11冊
読んだページ数：2120ページ
ナイス数：57ナイス




大奥 第9巻 (ジェッツコミックス)の感想
田沼意次と平賀源内の台頭。そして徳川御三家の確執。続きが楽しみなんだけれど、吉宗はやはり次女宗武に対してもう少し諭して上げても良かったのでは…？と思いましたが。松平定信、彼女が今後どう成長するのかも期待ですね。そして青沼を初めとする蘭学の台頭とやはり漢方医との見えざる対立、きなくさくなる一方で御台所の五十宮の言葉に涙したり。町人文化が花開き、そして外国との関わりもどうなるのか次巻が待ち遠しい
読了日：12月24日 著者：よしなが ふみ

大奥 8 (ジェッツコミックス)の感想
吉宗の晩年、おそらく身体に障害があった長女家重と次女宗武との対立に母として、将軍として心を痛めていたながらも、とにかく徳川幕府を盛り立てた。ここまで来ると現代もいっそ男女逆転の方が平和だったんじゃ？と思えるけれど、男女逆転のままだと諸外国の脅威に対抗出来ないのですね。納得。家重が無能とされながらも母の、将軍としての願いに応えようとする姿はいっそ健気だった。そして田沼意次が台頭することでいっそう時代が動く。それが楽しみ
読了日：12月24日 著者：よしながふみ

大奥 7 (ジェッツコミックス)の感想
ここで一巻の吉宗が大奥の没日録を繙くシーンに戻るのが「やられた！」と思いました。ここからいよいよ本編が始まるのかと。江島生島事件はまさかこういう描かれ方をするのかとびっくりしましたが、この当時、如何に大奥が醜い権力闘争に明け暮れているのかを描くのに良い題材だったのかと。
読了日：12月24日 著者：よしなが ふみ


大奥 第6巻 (ジェッツコミックス)の感想
犬公方綱吉がどういう描かれ方をするのか気になっていましたが、「生類憐れみの令」が発布された経緯とか、多くの男達の愛を求める姿はとても哀しかった。父親である桂昌院の哀れさは、あの時代如何に生きるかと言うことを考えさせられた。右衛門佐と最後想いが通じ合ったのが、彼女にとっての慰みか。御台や吉保の愛は狂気を感じさせるが、そうまでして愛された彼女への救いだったかも知れないと。そして家宣、あまりにも短い治世。将軍として生きようとすればするほどその命を縮めてしまうのかと
読了日：12月24日 著者：よしなが ふみ


大奥 第5巻 (ジェッツコミックス)の感想
大晦日の特番でおなじみ「忠臣蔵」。…なんですが、浅野内匠頭が非常に卑小な描かれ方をしていてちょっとびっくりですが、内情はこんなものかもしれませんね。女ばかりの大名の中、変に気張って暴走してしまったような。そして「生類憐れみの令」が出た背景もそれは非常に哀しい。有功と再会した玉栄、お互いの悲しみ。そして、最後綱吉と吉宗の出会いは希望を感じさせる印象的な物でした。
読了日：12月9日 著者：よしなが ふみ


大奥 第4巻 (ジェッツコミックス)の感想
玉栄こと桂昌院の子煩悩（？）ぶりと、女将軍の制度が定着し、権謀術数がはびこるようになってきた。そこで台頭を表す右衛門佐はいっそ痛快。映画版、堺雅人さんが出るときいて観たくなりました

読了日：12月9日 著者：よしなが ふみ


大奥 第3巻 (ジェッツコミックス)の感想
春日局の死によって完成される大奥。史実のように読んでいてドキドキした。ここで完全に引き込まれた。家光と有功の想いも越えて春日局がいかに将軍家を、戦のない世を後世に繋げるための思いをかけたかの想いがせまってきた
読了日：12月9日 著者：よしなが ふみ


大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302))の感想
どうして大奥が出来たのか、一巻から過去にさかのぼり、更に時代背景やそこに暮らす庶民の生活も描かれる。僧侶から大奥に上がらざるを得ない男、少女でありながら将軍家を守るため、跡継ぎにならざるを得なかった家光の哀しい思い。それでも幸せを求める二人に胸が痛くなる。
読了日：12月9日 著者：よしなが ふみ


大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))の感想
ドラマや映画はまだ観てませんが、読んだら観たくなりました。どうして大奥が男女逆転になったのか、その時代背景や経緯もきちんと描かれていて面白いですね。一巻目は一応ハッピーエンドなお話しと吉宗と久通さんのやりとりが非常に爽快。
読了日：12月9日 著者：よしなが ふみ


ファイブスター物語　リブート　（１）　ＬＡＣＨＥＳＩＳ (ニュータイプ100%コミックス)の感想
再読だし情報量も多いから二三日かけてゆっくり読もうと思ったのに一晩で読んでしまった…懐かしいけど、かなり覚えてて自分でもびっくり、年表も再び読み切った。うわーんすぐ2巻買いに行かなければっ
読了日：12月3日 著者：永野　護


DVD付き 聖☆おにいさん(8)特装版 (講談社キャラクターズA)の感想
おまけのＤＶＤを漸く視聴。松田さんのキャラが想像以上に強かった（笑）アニメだとどうなるかと思ったけど良い雰囲気。星野さんが現在入院中とのことですが、早く回復されるよう祈念しております。 以前はこれがアニメ化！？と聞いたとき心配になりましたが、クリスチャンの知り合いもファンとのこと。意外とグローバルに支持される作品かも知れない（笑） 前巻と同様、ちょっとページ数は少ないけれど（123P）、中身の濃厚さは変わらず！二人の緩い日常（今回はちょっぴり豪華☆）を楽しませて頂きました。
読了日：12月3日 著者：中村 光

読書メーター