11月6日の金曜日夜、ナショナルシアターライブ「ハムレット」の先行上映観てきました!
感想は他の方々が呟いてたりまとめていらっしゃるので、自分の感想を簡単に。
"海外との時間差を少しでも埋めるため、今回は日本語字幕がない英語版での上映となります(英語字幕もありません)。"
とあるとおり、本当に字幕もなかったので、上映中に寝てしまうかも…。
と思ったのですが結構集中して観ることが出来ました。
英語は分からないながらも冒頭のインタビューで何とか辛うじて単語を追いましたが。
NTLはフランケンシュタイン以来でしたが、そっちの感想は書いてませんでしたそういえば。
ハムレットは以前、原作の戯曲と蜷川幸雄版ハムレット(藤原竜也・満島ひかり)その記憶を必死に追いながら観て、「この台詞はこのシーンか!」という感じで観ていました。
蜷川版のハムレットでは藤原君演じるハムレットが苛烈ながらも若々しい青年、オフィーリア、そしてハムレットの母である王妃というか女の弱さ、脆さが強調されていたような。
ただそれが、原作ハムレットの書かれた時代背景を考えるとやむを得ないかと思ってたのですが。
今回のハムレット、舞台が現代に近い?
ハムレット演じるベネディクト・カンバーバッチの雰囲気が少年というより青年?
だからか、オフィーリアも少女と言うよりご婦人…な雰囲気が。
ただ、自分たち日本人の感覚より欧米人の方の感覚だとあれが「オフィーリア」なのかあなぁと…。
それはともかく、初めての英語劇、字幕もないからその分役者の表情、演技に集中して観ることが出来ました。
ベンさんはSHERLOCKから嵌まりましたが、ドラマや映画とは全然違う、生だからごまかしがきかない中見事な動きを見せてくれ、その台詞にこめた気迫がスクリーン越しでも伝わってきました。
そしてフランケンシュタインの時でも感じましたが、NTLのシアターは伝統とその上に築かれた革新、そこから描かれる舞台装置が圧巻…!
だったんですが。
演出的にそれってどうだったんだろうか?と首を傾げた点がいくつかありましたけれど、
だいたいここに書いてありました。
(ネタバレ注意) 2015年バービカン版「ハムレット」 感想箇条書き
演出も何よりオフィーリアの可憐さも、蜷川版ハムレットの方が個人的に好みだったのですが、ハムレットはあまりにも演じられた舞台だから、ああいう演出にせざるを得なかったのかなと。
ベンさんを引き立てるための演出だったのかな?と感じた点もちらほら。
とりあえず、来年日本語字幕版が上映されたときに再度感想を書きたいと思います。
それにしてもTOHOシネマズ新宿、まさか409席殆ど満席になったの凄かった!
ところで「18歳未満の方は保護者同伴であっても入場できません」とあったのに、明らかに小学生っぽいお嬢さんがいたのはどうなのかな…?と。
開演が20:30、終わったのが23:30(!)
終電は絶対間に合わないので近場のビジネスホテル取れて良かったです。
当初はカプセルホテルにするつもりでしたが、友人がホテルが良いというので探したらカプセルホテルより快適だったし、何よりも安いのが嬉しいです(^_^)
大浴場もありましたし!
で、翌朝はホテルを出てパン工場でバゲット買って(迷いながら)、有名なカフェのフレンチトースト(迷いながら)を頂いて楽しかったです!!
お付き合いいただいた友人、ありがとうございました!!
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